お絵かきの話 014

こんばんは香村です。

最後に絵を描いたのはいつだろうか。としばらく描いていないと自分が何も残せない何も生み出していない焦りが生まれるのは何でだろう。息をするように絵を描いているわけでも、描かないとしぬわけでもなく、ただ趣味で好きな時に好きなように絵を描いていたはずなのに。

描きたいなと思う気持ちは浮かんでも実際に描き出すわけではなく、自分の中での優先度は高くない。描くことでしか消化できない…!みたいな気持ちにもう何年もなっていない気がする。以前にRTで見た、毎日ソシャゲをしたり本を読んだりインプットだけで、アウトプットすることをしなくなっていく内に描くことからフェードアウトしていくようになったというような、そういう状態に足を踏み入れているのかもしれない。

それは私にとっては怖いことだ。

毎日ただ消費していくだけの日々は。何も生み出さずにいることは。

ゲームをしたり漫画を読むことはもちろん楽しい。楽しいから毎日続けている。お絵かきもきっとそういう対象だったはずなのだ。

怖いという気持ちが生まれるのは、ずっと昔から続けていた趣味だから、下手なりに自分の絵は好きだし、過去に描いた絵や漫画は自分が好きに描いたからやっぱり自分好みのものだし、そういうものを読み返すと、好きなものを好きなように描いて残していた自分に未練があるのだなと思う。意地もきっとある。

 

環境をまるっと変えれば胸の奥底から湧き上がるような描きたいという気持ちを取り戻せるのかな。

とにかく少しでも描きたいと思った時にすぐにペンを取って白い面に向かうように心がけるしかないかなと思う。やっぱり好きなキャラや好きな色を自分の思うように表現できたときの達成感が一番嬉しい。あわよくば好きなように描いたキャラがかわいいとか絵が好きだと言ってもらえたら嬉しい。

そういう気持ちを取り戻したい。